・場所:山形県西川町大井沢
・天候:曇り時々雨
今年度最後の活動は西川町の巨木「大井沢の大栗」の観察です。大井沢の大栗は樹齢800年クリCastanea crenata Siebold et Zucc.の巨木で日本一の太さを誇ります。今年は全国的にクマの出没が相次いでいて、大井沢でもクリの食害が多かったので遭遇しないか少し心配しましたが、参加者のワイワイ賑やかな声で会わずに済んだようです。
鮮やかなピンク色の花を咲かせる“イヌタデPersicaria longiseta (Bruijn) Kitag.”この辺りでは通称アカマンマと呼ばれています
ハナタデPersicaria posumbu (Buch.-Ham. ex D.Don) H.Gross 別名ヤブタデ。イヌタデ同じ場所に生えていていました。イヌタデとよく似ていますが、イヌタデより花序がまばらにつきます。また葉の先端は尾状になります。
サラシナショウマCimicifuga simplex (DC.) Wormsk. ex Turcz.
山ホップとも呼ばれるカラハナソウHumulus lupulus L. var. cordifolius (Miq.) Maxim. ex Franch. et Sav.雌雄異株です。ビールに使用するのはセイヨウカラハナソウです。家でビールに追いホップしてみたら泡がクリーミーになり爽やかな香りと苦味がプラスされてGood!
大栗の駐車場に到着。木で作った栗のオブジェがありました。ここから歩いて2〜3分のところにクリの木があります。
🔸本年度の活動は終了となりました。参加者のみなさま、お疲れ様でした。
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by eco-tone
| 2023-10-31 12:12
| 活動報告~村山